純利益の進捗率 アステラス、主力薬好調で例年を上回る

31日に発表した2018年4~12月期決算で、通期の会社予想に対する純利益の進捗率が、過去5年平均と乖離(かいり)していたのは、ファナックとアステラス製薬。ファナックは米中貿易摩擦の影響などで4~12月期の純利益が6%減だった。通期の純利益予想を小幅に下方修正した結果、進捗率は9割を超えた。アステラスは前立腺がん治療薬など主力薬が好調で進捗率は98%に達しているが、通期の純利益予想は据え置いた。
2018年4~12月期の利益が通期予想に対して何割かを示す「進捗率メーター」を始めました。例年との差が大きい企業を中心に紹介します。