2019年2月16日(土)

博多金塊窃盗、情報提供役に懲役8年 地裁判決

九州・沖縄
社会
2019/1/31 17:28
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福岡市博多区で2016年7月、約7億5千万円相当の金塊が盗まれた事件などで、窃盗などの罪に問われた中垣龍一郎被告(42)の判決公判が31日、福岡地裁であった。平塚浩司裁判長は「虚偽の弁解に終始し、反省の態度がみられない」として、中垣被告に懲役8年(求刑懲役10年)を言い渡した。弁護側は控訴する方針。

平塚裁判長は判決理由で「利益は莫大で、相当に悪質性が高い」と指摘。中垣被告について「事前に金塊取引情報を入手し、計画実行の準備を行った」とし、情報提供役として「果たした役割は大きい」と述べた。被告が報酬として500万円を得ていたとも認定した。

金塊持ち去りで被害者側と「合意」があったとした弁護側の無罪主張については、警察官を装ったり、金塊の入ったキャリーケースの鍵を壊したりした点などを指摘し、「考え難く荒唐無稽」として退けた。

判決などによると、中垣被告らは共謀し、JR博多駅近くのビル1階付近で、金塊計160キロを運んでいた被害者らに警察官を装って近づき、金塊や現金を盗んだ。

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