2019年9月22日(日)

第一三共、高槻工場を太陽HDに譲渡

2019/1/31 13:51
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第一三共は31日、生産子会社である第一三共プロファーマ(東京・中央)の高槻工場(大阪府高槻市)を太陽ホールディングス(HD)に譲渡すると発表した。譲渡額は376億円。第一三共はがん治療薬を次の成長の柱と位置づけており、高脂血症薬などが主力だった従来よりも販売数量が減る見通し。自社生産は高付加価値品に絞り、製造コストを削減する。

第一三共は高槻工場を太陽ホールディングスに譲渡する

10月1日付で譲渡する。高槻工場は国内に2カ所ある製剤拠点の1つで、医療用医薬品の注射剤や錠剤を生産する。譲渡後は太陽HDが同じ品目を生産し、第一三共に供給する。約340人の従業員の雇用は維持する。第一三共の国内製造拠点は製剤1カ所、原薬3カ所、ワクチン1カ所の計5カ所となる。

太陽ホールディングスは17年に中外製薬から特許切れ医薬品事業の一部を取得し、医薬品事業に参入した。第一三共から高槻工場を取得して、生産体制の強化と製剤技術の向上につなげる。

第一三共は高脂血症薬などの特許切れに伴う収益減をがん領域で補う方針。がん治療薬の売上高は25年に5000億円を目指している。主力製品と見込む「トラスツズマブ・デルクステカン(開発名DS-8201)」の開発が大詰めを迎えており、19年度前半にも販売承認を申請する。

(秦野貫)

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