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伊藤忠がデサントにTOB 出資比率4割へ

(更新)

伊藤忠商事は31日、筆頭株主になっているスポーツ用品大手のデサントの株式をTOB(株式公開買い付け)で買い増すと発表した。伊藤忠はデサント株を約3割から4割に引き上げる方針。買い付け総額は約200億円を見込む。TOB後にはデサントの経営陣の刷新を提案していく。

買い付け期間は3月14日までで、買い付け価格は30日終値より929円(50%)高い2800円とする。

伊藤忠は出資比率を、重要事項の拒否権などがある3分の1以上とする見込み。最大でも4割にとどめ、TOB後に協議を進めていく考え。伊藤忠とデサントは同社の経営を巡り対立してきた経緯があり、デサントの合意を得ずにTOBに踏み切る。伊藤忠は取締役の大幅刷新を求めており、協議が成立しなければ、株主総会で経営陣の刷新を提案する方針。

31日の東京株式市場でデサント株に買い注文が殺到。前日比21%高の2271円のストップ高(制限値幅の上限)水準まで買い気配を切り上げ、売買が成立していない。

伊藤忠はデサントが利益目標を下方修正した点や海外展開の方針について不満を強めていた。2018年7月以降、同社株を買い増しており、18年3月末に25.5%だった出資比率が現在は30.4%まで高まっていた。

一方で、デサントの石本雅敏社長「自社ブランドの育成や海外事業を本格展開してきた自負がある」と話し、伊藤忠の買い増しについて不快感を示していた。今後、両社が折り合えなければ、敵対的なTOBにつながる可能性もある。

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