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印IT大手4社、2社が2ケタ増収を回復

【ムンバイ=早川麗】インドIT(情報技術)サービス大手4社の2018年10~12月期の連結決算が出そろった。最大手のタタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)と3位のHCLテクノロジーズの2社が2ケタ増収を達成するなど高成長へ回帰する兆しが見え始めた。一方、利益面では2位のインフォシスが減益となり、同社の苦戦が際立った。

TCSとHCLはそれぞれ10%、11%の増収だった。HCLはあらゆるモノがネットにつながる「IoT」やデータ分析、情報セキュリティーなどの先端分野で受注が好調だった。米州や欧州など世界のすべての地域で売上高を10%以上伸ばし、18年7~9月期の9%増収から伸び率が拡大した。TCSは18年1~3月期から2ケタ増収が続いている。

HCLは18年12月、米IBMのセキュリティー対策ソフトやマーケティング支援などソフトウエア7製品を約18億ドル(約2千億円)で買収することで合意した。M&A(合併・買収)も積極的にしかけ、成長を加速している。今回の買収は19年半ばまでに完了する見込み。

インフォシスも8%増収と2ケタに迫るが、利益面で苦戦した。人件費や販売費などが増えたうえ、税負担の増加が響き減益となった。

ウィプロは売上高の伸びは低調だったが、利益率を大きく向上させた。ITの作業工程の自動化を進め、手作業による工程を減らしたことなどで利益率を高めた。ITサービス部門の利益率は19.8%と前年同期(14.9%)から5ポイント近く高まった。

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