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バター輸入枠、19年度2万トンに大幅増 需要増に対応

農林水産省は30日、2019年度のバターの輸入枠を18年度比5割増の2万トンとすると発表した。マーガリンからの代替でバターの消費量が増加したため。脱脂粉乳は在庫が潤沢にあることから18年度に比べて26%少ない2万トンとする。

19年度は4年ぶりに生乳生産量が前年を上回る

バターや脱脂粉乳は農水省が輸入量や価格水準を厳しく管理する「国家貿易」の下にある。輸入枠は毎年1月、次年度の年間需給見通しを踏まえ、国際的な約束に基づいた輸入量(カレント・アクセス)を含めた1年分の数量を一括して設定する。足りない場合は、5月と9月に追加輸入するかどうかの判断をしている。

18年度に比べて輸入枠が大幅に増加した背景には昨年、バターの需要が急増したことがある。農畜産業振興機構(東京・港)によると18年4~12月のバターの消費量(推定出回り量)は前年同期に比べて10%ほど増加した。主に菓子メーカーなどが使用していたマーガリンにバターを混ぜて風味付けしたバター調製品の価格が上昇しており「業務用を中心にバターへ需要が流れた」(農畜産業振興機構)という。

19年度は4年ぶりに生乳生産量が回復する見込みだが、需要増を補うほどの回復は見込めない。農水省は新年度の輸入枠を大幅に増やすことで必要な量を十分に確保し、バターが不足する事態を回避したい考えだ。

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