解体差し止め訴訟控訴せず 岩手・大槌町旧役場

2019/1/30 19:04
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東日本大震災の津波で当時の町長と職員計28人が犠牲となった岩手県大槌町旧役場庁舎の解体を巡り、住民団体の代表らが平野公三町長に対し、解体工事と公金支出の差し止めを求めた訴訟で、原告側は30日、訴えを退けた盛岡地裁判決について控訴しないことを明らかにした。

17日の地裁判決は「解体の判断に著しい裁量権の逸脱や乱用があったとはいえない」と判断。町は19日に庁舎本体の解体を始めた。

31日の控訴期限を前に町内で記者会見した住民団体「おおづちの未来と命を考える会」の高橋英悟代表(46)は「既に工事は進み、裁判で解体は止められない」と控訴断念の理由を説明。一方で、裁判が住民への問題提起になり、一定の成果はあったとした。〔共同〕

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