雪像解体見学エリア設けず さっぽろ雪まつり

2019/1/30 9:36
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北海道を代表する冬の祭典「さっぽろ雪まつり」で、終了後の大雪像解体を間近で見学できるエリアを今年は設けないことが30日までに、実行委員会への取材で分かった。昨年からエリアを設けたが、取り壊す際に、キャラクターや建造物を模した雪像が崩れるため、イメージ悪化を懸念するスポンサーから賛同を得られなかった。

 重機で取り壊される奈良・薬師寺の大講堂の雪像(2018年2月、札幌市)=共同

実行委員会によると、大雪像はイベント最終日の翌朝に取り壊す。解体中は大雪像を設置している大通公園の敷地内を立ち入り禁止にしているが、重機で解体する光景は迫力があり、旅行会社が見学ツアーを企画するなど人気がある。歩道に人があふれて安全上の問題があり、昨年は午前8時半から約1時間、「解体式」として敷地内を開放し、大雪像前に見学エリアを設けた。

今年も当初はエリアを設置する計画だったが、スポンサーが難色を示したため断念した。農作物などを積み、北海道と本州を結ぶ貨物列車の大雪像を設けるJR貨物は「機関車を壊すイメージは良くない。あえて公開してほしくはない」としている。

雪まつりはメインの大通公園で、2月4日から11日まで開かれる。解体作業は一昨年までと同様、公園外の歩道からは見ることができる。〔共同〕

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