国内最古級の恐竜化石 熊本、獣脚類の肋骨か

2019/1/29 10:09
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熊本県八代市で見つかった獣脚類の肋骨とみられる化石(28日、御船町恐竜博物館)=共同

熊本県八代市で見つかった獣脚類の肋骨とみられる化石(28日、御船町恐竜博物館)=共同

熊本県の御船町恐竜博物館は29日までに、同県八代市で約1億3千万年前の白亜紀前期の大型肉食恐竜「獣脚類」の肋骨とみられる化石が発見されたと明らかにした。これまでに見つかった恐竜化石と並び、国内最古級という。29日から同博物館で展示を始めた。

博物館によると、化石は長さ約8センチ、幅約4センチで緩やかに曲がった形。アロサウルスなどの獣脚類の肋骨と特徴が一致し、全長約10メートルの恐竜だったと推定される。

地質や古生物を研究する元教諭、村上浩二さん(65)=熊本県合志市=が2014年10月、山林にある地層(約1億3千万年前)で化石の一部が露出した泥岩を発見。博物館が鑑定していた。

熊本県八代市で発見された化石について発表する御船町恐竜博物館の池上直樹主任学芸員(右)と発見者の村上浩二さん(28日、熊本県御船町)=共同

熊本県八代市で発見された化石について発表する御船町恐竜博物館の池上直樹主任学芸員(右)と発見者の村上浩二さん(28日、熊本県御船町)=共同

国内最古級の恐竜化石としては、徳島県勝浦町で出土した草食恐竜の「竜脚類」の歯などが確認されている。

博物館の池上直樹主任学芸員は「九州でも最古級の化石が見つかったのは大きな発見だ。これ以外の骨が見つかる可能性があり、調査を進めたい」と話した。〔共同〕

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