2019年8月25日(日)

広域防災情報 ウェブで確認 奈良大、学生が作成

大学
2019/1/28 20:58
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奈良大学は地理情報システム(GIS)を活用し、防災情報をスマートフォン(スマホ)などで表示するウェブコンテンツを公開した。卒論に取り組む学生が作成。凡例を統一し、自治体の境界をまたいで危険区域などが確認できる。利用は無料。

県境をまたいでスマホで浸水想定区域などを確認できる(奈良大学の「SONIC」)

土砂災害や浸水想定地域の全国ハザードマップ、南海トラフ巨大地震の最大震度予測、都市圏活断層図の3種類。米ESRI(エスリ)社のGISを活用し、国土交通省や国土地理院などの公開データを落とし込んで、パソコンやスマホで見られるようにした。同大学のホームページからアクセスできる。

ハザードマップなどは各自治体が公表しているが、色分けなど凡例が異なったり境界外は白地図だったりと広域的に確認しづらい面があった。

作成したのは文学部地理学科の4年生、時枝稜さん(22)。GISの教育利用に関する卒論研究の中で、高校地理の授業で教員や生徒が利用することを想定して開発に着手した。コンテンツは「SONIC(ソニック)」と名付けた。

指導教員の木村圭司教授は「教育だけでなく、防災の現場でも活用してほしい」と話す。同大学では今後、後輩らが取り組みを引き継ぎ、拡充を図るという。

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