長野県内三セク、17年度は赤字が10社増
長野県がまとめた2017年度の「県内市町村などの第三セクターの状況に関する調査」によると、第三セクターなど237法人のうち赤字法人は87社と前年度比10社増えた。赤字総額は2900万円多い7億4100万円。債務超過の法人は前年度から横ばいの7社だった。
市町村などからの出資比率が25%を超える法人と、出資比率25%未満でも市町村などから財政的支援を受けている法人を対象に集計した。債務超過だったのは小諸市土地開発公社、下諏訪町土地開発公社、南箕輪村土地開発公社、南相木村故郷ふれあい公社、富士見町開発公社、味ロッジ(坂城町)、みなみ信州平谷リゾート(平谷村)の7社に上った。
黒字だった法人の数は10社減少の102社で、黒字総額は3億300万円増の34億5900万円だった。