伊方原発トラブルの連絡遅れ謝罪 四国電が愛媛知事に

2019/1/28 18:07
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四国電力の佐伯勇人社長は28日、伊方原子力発電所(愛媛県伊方町)敷地内で18日発生したトラック事故に関する愛媛県への連絡が大幅に遅れたことについて、中村時広知事に謝罪した。通報連絡を徹底する再発防止策や、役員報酬の一部返上などの処分を報告した。

伊方原発の事故の連絡遅れについて中村知事(右)に報告する佐伯社長

佐伯社長は県庁で中村知事に「誠に申し訳ございません。大変深刻に受け止めている」と謝罪した。自身のほか千葉昭会長と玉川宏一原子力本部長は役員報酬を20%、同副本部長の常務は10%、2月分の役員報酬を自主返上する。

通報連絡を徹底する改善策も発表した。今後は事故などが発生した際には、四国電の責任者である「通報連絡統括監」が現場に急行して状況確認にあたる。画像や映像を活用して発電所内での情報共有を進める。

四国電によると18日朝、発電所の屋外でクレーン付きトラックが横転した。責任者の状況把握の遅れなどから、四国電から県への報告は発生から約3時間後だった。四国電は県と、伊方原発の正常状態以外の全ての事象を直ちに連絡する「えひめ方式」の取り決めを結んでいる。

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