2019年9月16日(月)

米国務長官、米軍のアフガン撤収「真剣」

2019/1/27 12:54
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【ワシントン=中村亮】ポンペオ米国務長官は26日、アフガニスタンの和平実現や米軍撤収に関して「真剣だ」と強調した。21~26日に開いたアフガンの反政府武装勢力タリバンとの和平交渉についても、米国のハリルザド・アフガン和平担当特別代表から「大きな進展があったと報告を受けた」と説明した。ツイッターで明らかにした。

米軍撤退でアフガニスタンの治安が一段と悪化する懸念も(15日、首都カブールで起きたテロ事件の現場)=ロイター

ポンペオ氏は「アフガンが国際テロ組織の温床とならないよう真剣に取り込む」と訴えた。米軍撤収後にテロ組織の活動が活発になれば米国や同盟国でテロを起こすリスクが高まるからだ。ガニ大統領が率いるアフガン政府や関係国と連携し「アフガンの主権や独立、繁栄を強固なものにしていく」とも強調した。

アフガンには約1万4000人の米兵が駐留している。「米国第一」を掲げるトランプ大統領は早期の米軍撤収を目指しており、2018年12月には駐留米軍を7000人規模に半減するよう周辺に命じた。

米軍のアフガン駐留は01年9月に米国で起きた同時テロを受けて、当時のブッシュ(子)大統領が国際テロ組織の掃討に乗り出したことで始まった。米特殊部隊は11年、国際テロ組織アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン容疑者を隣国パキスタンで殺害した。ただアフガンではタリバンや過激派組織「イスラム国」(IS)に忠誠を誓う勢力の台頭で治安改善は進んでいない。

米政権はこれまでも米軍撤収を探ってきた。オバマ前大統領は14年に米軍を全面撤収する方針を表明したが、治安悪化を受けて撤回した。17年間におよぶアフガン戦争は米国史上で最長とされる。

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