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改元便乗詐欺に注意 「キャッシュカード変更必要」

改元に伴いキャッシュカードの変更が必要になりました――。全国銀行協会をかたって、このような書類を高齢者に送りつけ、カードをだまし取ろうとする新たな特殊詐欺の手口が横浜市内で相次いで確認された。神奈川県警は、5月1日の新天皇即位に伴う改元に乗じた詐欺未遂事件とみて捜査を始めた。

県警によると、1月16~17日、横浜市内の70代以上の女性9人宛てに、全国銀行協会を装った封筒が郵便で届いた。入っていた書類には「5月1日の改元による銀行法改正に伴い、全金融機関のキャッシュカードを不正操作防止用に変更することになった」などと記載されていた。

同封の「キャッシュカード変更申込書」に口座番号、暗証番号などを書き、使用中のカードと一緒に2日以内に返送するよう要求。「返送後は新しいカードが届くまで利用できなくなるが、3日ほどで届く」とし、切手を貼った返信用封筒も入っていた。

書類を受け取った9人はいずれも不審に思って警察に届け出て、被害はなかった。返送先の「お客様センター」「集荷センター」は協会と無関係な東京都内のビルで、県警の担当者は「内容はでたらめ。同様の書類が届いたらすぐ通報してほしい」と呼びかける。

特殊詐欺などに詳しい島幸明弁護士は「東日本大震災の際に被災地支援にかこつけて金をだまし取るなど、時世に便乗した詐欺や悪徳商法は過去にも多発している。今後、改元を口実にした詐欺は増えると想定される」と話す。

島根県や静岡県などの警察も、通報や相談は受けていないものの同様の手口の詐欺を警戒し、高齢者などに注意を呼びかけている。

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