2019年3月20日(水)

「半導体は好調、さらなる進出を」台湾、都内で説明会

エレクトロニクス
中国・台湾
2019/1/25 16:10
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台湾で科学技術政策を担当する科学技術部は23日、台湾で手掛ける工業団地「科学園区(サイエンスパーク)」に日本企業を誘致する説明会を都内で開いた。担当幹部らは「台湾の半導体業界は好調。設備や部品を納める日本企業は重要なパートナーだ」と訴え、日本企業の誘致拡大に期待感を示した。

台湾の科学技術部は都内で説明会を開いた(23日、東京都千代田区)

科学技術部の許有進・政務次長(副大臣)は「科学園区は電気などのインフラが整い、周辺には大学があり人材も豊富だ。税金の優遇など支援策も拡充している」と強調した。北部の新竹科学園区の王永壮局長は記者団に「(半導体受託生産の世界最大手である)台湾積体電路製造(TSMC)などが新規投資をしている。川下分野の材料や関連技術を持つ日本企業にもっと進出してほしい」と語った。

サイエンスパークは1980年から整備を開始し、台湾の北部と中部、南部で展開している。全体の売上高は18年1~10月が約2兆1000億台湾ドル(約7.5兆円)と前年同期比で5.6%増加した。日本企業は約50社が進出し、外資系企業の中でも多いという。

基調講演した、みずほ証券の中根康夫シニアアナリストは「液晶パネルでは中国勢が台頭し、台湾勢が苦境に陥っている」と解説。半導体分野については「TSMCの優位性は10~20年後も変わらない。同社と取引するために台湾に進出するのはありだろう」と話した。

サイエンスパークに入居する半導体関連材料メーカー、トリケミカル研究所の担当者は「入居すると台湾での企業イメージが良くなる。人材採用の面で優位に働くだろう」と語った。

23日の説明会には100社を超える企業から約170人が参加した。25日には大阪市でも同様のセミナーを開いた。

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