荷物預かりサービスのエクボ、アプリ提供開始 - 日本経済新聞
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荷物預かりサービスのエクボ、アプリ提供開始

荷物預かりサービスのecbo(エクボ、東京・渋谷)は、このほどモバイル向けのアプリの提供を始めた。これまではウェブサイトのサービスのみだった。アプリ対応にしたことで、利用者の付近の空きスペースがスマートフォン(スマホ)などで瞬時に分かるなど利便性が向上した。訪日外国人が増えるなか、荷物を一時的に預ける需要は拡大している。エクボは使い勝手を高め利用者の取り込みを図る。

米アップルの「iOS」と米グーグルの「Android」に対応した。端末にダウンロードしたアプリを立ち上げると利用者の位置情報に基づいた地図が表示され、荷物を預けられる場所の空き状況が一目で分かる。預けたい場所をクリックし荷物の数と預ける期間を指定すれば予約が完了する。

空きスペース探しから予約完了まで従来は平均約25分かかっていたが、アプリでは最短で約20秒に短縮できるとみている。工藤慎一社長は「使い勝手を高めて利用者をさらに増やし、ただの荷物一時預かりアプリにとどまらないモノの管理プラットフォームとして位置づけを高めたい」と話す。

エクボは荷物を預けたい人と空きスペースを活用したい店舗をつなぐシェアサービス「エクボクローク」を2017年1月に始めた。美容室やカフェ、郵便局や駅構内などコインロッカー以外の様々な空きスペースの活用を進め事業を拡大している。日本全国で1千カ所以上の店舗の空きスペースに荷物を預けることができる。19年中に海外展開を予定している。

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