2019年2月20日(水)

中国恒大、車載電池企業を170億円で買収

自動車・機械
中国・台湾
アジアBiz
2019/1/24 21:50
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【広州=川上尚志】中国の不動産大手、中国恒大集団は24日、車載電池メーカーのCENAT(セナット、上海市)を買収すると発表した。傘下上場会社を通じ、約10億6000万元(約170億円)でセナットの58%の株を取得する。

中国恒大集団が買収するCENATの車載電池は中国のEVメーカーなどに採用されている(CENATのウェブサイトより)

恒大は15日にもスウェーデンの電気自動車(EV)メーカーNEVSの買収を発表したばかり。積極的な買収により、不動産に次ぐ収益の柱としてEV関連事業の拡大を急ぐ。

恒大傘下で健康医療や新エネ車の事業を手掛ける恒大健康産業集団が24日、セナットの株式を保有する企業から買い取ると発表した。

セナットはリチウムイオン電池開発のエナックス(東京・文京)と中国国営の中国自動車技術研究センター(CATARC)などが合弁で2010年に設立。現在はエナックスとの資本関係は無い。上海市など中国の4カ所でリチウムイオン電池の生産拠点を持ち、EVメーカーに電池を供給している。

恒大は新エネ車を新たな主力事業に育てる方針で、関連事業の買収を積極化している。18年6月に新興EVベンチャーのファラデー・フューチャー(FF)の株式45%を67億香港ドル(約940億円)で取得したほか、19年1月15日には中国でEVを生産するNEVSの株式51%を9億3000万ドル(約1000億円)で取得すると発表していた。

買収先を車載電池の分野にも広げ、EV関連事業の拡大を急ぐ。

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