2019年5月26日(日)

南ア外相、コンゴ大統領選「介入しない」

2019/1/24 21:17
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【ダボス(スイス東部)=佐野彰洋】南アフリカのシスル国際関係・協力相(外相)は23日、日本経済新聞の取材に対し、結果が不正に操作された疑いのあるコンゴ民主共和国(旧ザイール)の大統領選を巡り、再集計を求めるなどの「介入はしない」と語った。同国の憲法裁判所の判断を尊重するとした。世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)でインタビューに応じた。

インタビューに応じるシスル氏(スイス東部ダボス)

コンゴの憲法裁は20日、最大野党のチセケディ党首を勝者とする最終結果を確定した。ただ、実際には別の野党候補ファユル氏の圧勝だったとの指摘が相次いでおり、ファユル氏は結果の受け入れを拒んでいる。

南アフリカが加盟する南部アフリカ開発共同体(SADC)は大統領選に監視団を派遣しており、シスル氏は「平和的な選挙だったとの報告を受けた」という。選挙結果への「深刻な疑い」を表明したアフリカ連合(AU)の声明については「AU全体の会合が行われたわけではない」として、加盟国の一致した意見ではないとの認識を示した。

SADC諸国はコンゴの政権移行が円滑に進まず、政情が不安定化して周辺に飛び火する事態を懸念している。

南アフリカの隣国、ジンバブエではガソリンの公定価格引き上げに抗議するデモが拡大している。シスル氏は同国から支援要請が届いていると述べ、ガソリンや生活物資などを「支援する用意がある」と表明した。

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