2019年8月20日(火)

千葉大、海外留学を必修化 2020年度入学者から

2019/1/24 22:00
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千葉大学は24日、2020年度以降に入学する全ての学部学生と大学院生を対象に、在学中の海外留学を原則として必修にすると発表した。海外で活躍できるグローバル人材の育成に大学全体で取り組む姿勢を明確にし、少子化で競争が激化している学生の確保を狙う。医学部や園芸学部など幅広い学部を持つ国立の総合大学では初めての取り組みとみられる。

千葉大学は学生の語学力育成に力を入れている(千葉市内のキャンパス)

海外留学の対象となるのは、20年度以降に各学部や大学院の各修士課程・博士課程に入学する全ての学生。23年度以降は約1万人弱の学部学生と、約3500人の大学院生が必修科目として1週間~2カ月程度、海外に留学する。

千葉大では16年4月に開設した国際教養学部に限り、卒業までに少なくとも1回の留学を義務付けていた。海外約300大学と学生交流協定を結び、16年度から6学期制を導入するなど、留学しやすい環境整備を推進。17年度には約800人の学生が海外留学しており、全国の国立大学の中でも上位の派遣数を誇っている。

国際教養学部の先行的な取り組みが順調に推移していることから、海外留学の必修化を全学に拡大することを決めた。留学先の授業料は大学側が負担するほか、渡航費や宿泊費用なども学内外の奨学金を活用すれば、学生の負担は少なく抑えられるとしている。

ただ海外留学の必修化により大学の財政を圧迫する恐れがあるため、20年度以降の授業料引き上げも検討している。24日に記者会見した徳久剛史学長は「国際教養学部を中心に成果を上げているグローバル人材育成戦略を、さらに拡大したい。多様な価値観を備えた人材の育成を加速するため、教職員一丸となって不退転の決意で取り組む」と語った。

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