マレーシア、第16代国王を決定 突然の先代辞任受け

2019/1/24 19:42
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【シンガポール=中野貴司】マレーシアの第16代国王に、半島マレーシア中部に位置するパハン州のアブドゥラ州王が就任することが、24日決まった。複数の地元紙が伝えた。マレーシアの国王は9州の州王の互選によって決まる。第15代国王のムハンマド5世が6日に突然辞任したことを受け、24日に州王が会合を開き、次の国王を選任した。

第15代国王の任期途中での辞任は、マレーシア国内で波紋を広げた=ロイター

立憲君主制のマレーシアでは国王の権力は首相の任命などに限定されている。ただ、一部の州王はマハティール首相との折り合いが悪いとされ、どの州王が国王に選ばれるかが注目されていた。パハン州のアブドゥラ州王とマハティール氏との関係は特段悪くないとみられ、政治的な影響を懸念する声は少ない。これまでの慣例ではパハン州の州王が就任する順番にもともとなっており、順当な選任を安堵する意見が支配的だ。

ムハンマド5世は18年末に一時療養し、その間にロシア人の女性と結婚したと一部で報じられていた。突然の辞任の真相は不明だが、ロシア人との結婚に対する王室内での批判の高まりが辞任の理由とみる向きもある。

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