JR九州の新幹線、車内販売を終了

2019/1/24 19:09
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JR九州は24日、九州新幹線での車内販売を3月15日で終えると発表した。駅構内のコンビニエンスストアなどが充実したことで、売り上げが低迷していた。人員は観光列車での車内販売・サービスに振り向ける方針で、業務の効率化を図る。

JR博多駅を出発する九州新幹線「つばめ」

JR博多駅を出発する九州新幹線「つばめ」

新幹線での車内販売は現在、上下合わせて1日28本で実施している。午後7時より遅く博多駅を出発する下り列車など、すでに一部では車内販売をしていなかったが、全面的に廃止する。

九州新幹線の車内販売は、2004年に新八代―鹿児島中央駅間で部分開業した当時から実施してきた。売上額は非公表だが、17年度までの5年間で3割減ったという。JR西日本から九州へ乗り入れる新幹線については、博多駅までで車内販売が終わる。

一方、JR九州は車内サービスを充実させた「或る列車」などの観光列車を、多い日で1日40本運行している。新幹線と観光列車を合わせ、車内販売を担う客室乗務員は約120人いる。今後は観光列車業務などに人員を振り向け、配置転換は行わない方針という。

また、JR北海道も24日、特急列車での車内販売を2月末で終了すると発表した。特急「スーパー北斗」の一部で実施していたが、採算や人材の確保が難しさを増しており、取りやめる。外部委託している北海道新幹線での車内販売や、一部路線での地域住民による特産品販売は継続する。

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