2019年4月26日(金)

マレーシア中銀、金利据え置き

2019/1/24 19:01
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【シンガポール=中野貴司】マレーシア中央銀行は24日の金融政策委員会で、政策金利を現行の3.25%に据え置くことを決めた。個人消費や民間企業の投資がけん引役となり、持続的な経済成長が続くとして金利を見直す状況にはないと判断した。

マレーシア中央銀行のノル・シャムシアー総裁(中央)は細心の金融政策運営を迫られる=ロイター

中銀は同日発表した声明で国内経済のリスク要因として、米中の貿易摩擦の激化や商品市場の急変を挙げた。財政再建を目的とした公的支出の削減も成長率を押し下げる一因となると指摘した。

マレーシア政府は2019年予算案を策定した18年11月時点で、19年の経済成長率を4.9%と見込んでいた。国際通貨基金(IMF)は21日、19年の世界の成長率予測を下方修正しており、輸出主導型のマレーシアも貿易摩擦などの影響を受け、減速する可能性がある。

マレーシア中銀は18年1月、3年半ぶりの利上げを決め、その後は政策金利を据え置いてきた。世界経済の不透明感が増していることを受け、マレーシア中銀が19年中に利下げに追い込まれるとみるエコノミストも出始めている。

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