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ミシュラン、インドネシアタイヤ大手を480億円で買収

【パリ=深尾幸生】仏タイヤ大手ミシュランはこのほど、インドネシア同業のムルチストラーダ・アラ・サラナを買収すると発表した。4億3900万ドル(約480億円)で株式の80%を取得する。既存の生産設備を活用しミシュランのタイヤの移管を進める。成長が見込まれるインドネシア市場に足場を築く。

ムルチストラーダは1988年設立の総合タイヤメーカーで、インドネシアの大手財閥サリム・グループの傘下の上場企業。2017年の生産能力は年間18万トン以上で、売上高は2億8100万ドルだった。

ミシュランは80%の株式の取得後、残る株式についても公開買い付けする方針だ。買収完了から3年以内に生産や販売・購買などで年間7千万ドルのシナジー効果を見込む。ミシュランは現地の販売会社の株式20%も取得し、販売機能も強化する。

インドネシアは東南アジア最大の新車市場で、2018年の販売台数は100万台を超えた。生産台数ではタイに続く域内2位で、日本勢ではトヨタ自動車やダイハツ、ホンダなどが工場を構える。

ミシュランのジャンドミニク・スナール最高経営責任者(CEO)は声明で「東南アジアで最も人口の多いインドネシアでの活動を拡大する好機だ。新しい生産設備を建設することなく、すぐに競争力の高い生産能力を獲得できる」と買収の意義を強調した。

ムルチストラーダは16年から仏プロサッカーリーグの人気チーム、パリ・サンジェルマンのスポンサーにもなっていることでも知られる。

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