韓国・現代自の18年10~12月、営業利益35%減 中国で低迷続く

2019/1/24 17:55
保存
共有
印刷
その他

【ソウル=山田健一】韓国の現代自動車が24日発表した2018年10~12月期の連結決算は、営業利益が前年同期比35%減の5010億ウォン(約485億円)だった。この期間の世界販売は2%減の119万6千台。在韓米軍の地上配備型ミサイル迎撃システム(THAAD)配備問題の影響で、中国市場の販売が落ち込んだ。グループで鉄道車両製造を手がける現代ロテムも苦戦した。

韓国の現代自動車は19年に米国で新型SUV(写真)を発売し同市場をてこ入れする

売上高は5%増の25兆6700億ウォン。大型SUV(多目的スポーツ車)の新型車「パリセード」など高価格帯の商品の販売が伸びた。お膝元の韓国の販売は15%増の19万5千台と好調だった。

一方、中国販売は18%減の22万1千台と苦戦。THAAD問題を受けた中国消費者の韓国製品離れが続いているほか、「米中貿易戦争の影響で需要の減少と在庫の増加がみられ、メーカー間の競争が激化している」(現代自)という。

現代自ブランドが比較的強いインドの販売も微減の15万2千台にとどまった。マーケティング費用もかさみ、営業利益は5四半期連続で1兆ウォンを下回った。

同時に発表した18年通年の世界販売は1%減の449万9千台だった。現代自幹部は24日、19年の販売戦略について「米国は4月以降にパリセードを発売して成長を狙う。中国は現行2車種のエコカーを5車種に増やして巻き返す」と話した。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]