2019年4月23日(火)

「空飛ぶタクシー」試験飛行に成功 米ボーイング

自動車・機械
北米
2019/1/24 2:18
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【ニューヨーク=中山修志】米航空機大手ボーイングは23日、自動運転による「旅客航空車(PAV)」の試験飛行に成功したと発表した。試作機は自動制御でヘリコプターのように垂直に離陸し、空中で静止するホバリングをした後に着陸した。飛行機の自動運転は空のタクシーや貨物輸送への利用が見込まれており、開発競争に弾みがつきそうだ。

ボーイングが2017年に買収した自律飛行システムを手掛ける新興企業、オーロラ・フライト・サイエンシズが1年前から試作機の開発に着手。今回、垂直方向の離着陸に成功した。次回試験ではハードルが高いとされる前方への高速飛行に挑むという。

米ボーイングが試験飛行に成功した自動運転の試作機

米ボーイングが試験飛行に成功した自動運転の試作機

試作機は電動で50マイル(約80キロメートル)の範囲を自律飛行できるよう設計した。ボーイングはPAVのほかに、最大500ポンド(約226キログラム)の荷物を運べる「貨物航空車(CAV)」の開発も進めている。昨年に室内での試験飛行を完了、年内に屋外試験に移るという。

ライドシェア大手のウーバーテクノロジーズも自動運転の小型機の開発を進めており、23年にも空飛ぶタクシーの商用化を目指している。航空機の完全自動運転が実現すればパイロットやトラックドライバーの人手不足解消につながるとして、実現に向けた課題整理やルール作りの取り組みも始まっている。

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