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横浜市営地下鉄延伸、沿線まちづくり開発に期待

あざみ野―新百合ケ丘に4新駅

横浜市営地下鉄ブルーラインが2030年をめどに終点のあざみ野駅(横浜市青葉区)から小田急線・新百合ケ丘駅(川崎市麻生区)まで延伸するのを受けて、沿線では地域活性化への期待感が高まっている。横浜市内では相模鉄道もJR線や東急線との相互直通運転を控えており、鉄道整備を軸に今後、まちづくり開発が進みそうだ。

新駅は4つ設ける。あざみ野駅から順に、横浜市の嶮山(けんざん)付近と、横浜、川崎両市境のすすき野付近にそれぞれ1駅設置する。横浜市は特に東急田園都市線も乗り入れるあざみ野駅について「商業施設や文化施設などの集積を進めていきたい」という。

川崎市内の次の駅は3案あり、ヨネッティー王禅寺付近、王禅寺公園付近、白山付近が候補となっている。既存のバス路線との連携や、周辺駅との距離などを勘案し、ヨネッティー王禅寺付近を有力候補としている。もう1駅は新百合ケ丘駅南口付近に設ける。

横浜銀行の矢野覚・地域戦略部長は「駅前に新たなまちができることで、人が流れ込み、地域一帯の活性化や経済効果が期待される」とした上で「地域金融機関として様々な面で協力・支援していきたい」と話す。

現在、延伸区間は団地など住宅地が多くを占めており、公共交通機関による移動はバスが主流だ。延伸区間の1日当たりの利用者数は8万人程度と見込まれている。

記者会見した林文子横浜市長(左)と福田紀彦川崎市長

横浜市都市整備局の担当者は「従来から若い人にも住んでもらえるまちづくりを推し進めているが、延伸区間は働いている人や子育て世帯などが住むのに適地になると思う」と話す。

横浜市内では相模鉄道が19年度下期にJR線で新宿方面、22年度下期に東急東横線との相互直通運転を予定している。東京都心へのアクセスが改善され、沿線ではベッドタウンとしての開発が進む。

特に相互直通の分岐点となる相鉄西谷駅では大規模分譲「グレーシアライフ横浜西谷」など住宅地の開発が進行中だ。二俣川駅では18年11月に駅直結の商業施設「ジョイナステラス」が全面開業したほか、同12月には駅舎をリニューアルした。

横浜市の人口は19年をピークに20年に減少に転じると予想されている。鉄道網の整備に伴いどれだけ沿線人口を増やせるかも注目点となりそうだ。

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