富士通研、サイバー攻撃への対処を判定するAI

2019/1/23 17:00
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日経クロステック

富士通研究所は2019年1月22日、サイバー攻撃を受けた際に、対処が必要かどうかを自動で判断する人工知能(AI)を開発したと発表した。業務に関する大量のログデータからサイバー攻撃の振る舞いを示すログを特定・抽出できる。人手なら数時間かかっていた判断にかかる時間を、数分に短縮できる可能性がある。

標的型攻撃の分析で得た約7年分の実績データをもとに、攻撃につながるコマンドなどのパターンをまとめたデータベースを構築した。このデータベースを使うことで、攻撃のログを正確に見極められるようになった。

さらに、重要なコマンドを特定し、その引数を一定の範囲内で変えることで、標的型攻撃の亜種を疑似的に作り出す技術も開発した。学習データを4倍に増やすことができるという。新技術を活用したシミュレーションでは、専門家による判断と95%ほど一致し、対処が必要な攻撃を見逃すこともなかった。

(日経 xTECH/日経コンピュータ 山端宏実)

[日経 xTECH 2019年1月22日掲載]

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