2019年3月19日(火)

2018年のインド国内航空旅客数が過去最高 前年比19%増
1億3897万人 経済成長続き 空港の新設・増便続く

アジアBiz
2019/1/23 14:30
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【ムンバイ=早川麗】インドの2018年の国内における航空旅客数が前年比19%増の1億3897万人となり、過去最高を更新した。経済成長に伴い需要が旺盛で、4年前の2倍になった。空港が新設・拡張され、航空各社による増便が後押しした。今後も空港の新設や増便が計画されており、旅客数は右肩上がりが続きそうだ。

インドの国内空港旅客数は、4年連続で2桁増となった。(南部ベンガルール)

旅客数は、15年から4年連続で2桁増が続く。18年の旅客数の伸び率は、17年実績の17%増を上回る好調ぶりだった。首都ニューデリーの空港で17年10月に新ターミナルが開業したほか、北東部シッキム州で18年9月に同国100カ所目となる空港が新設され、旺盛な需要を取り込んだ。

航空各社は、既存路線での増便や就航都市の拡大でも需要を取り込んでいる。例えば、最大手で格安航空会社(LCC)の「インディゴ」は、保有する飛行機を18年9月時点で1年前より3割増やすなど輸送能力を高めた。LCCが増え、インドでも航空運賃の低価格化が進み、ビジネスや余暇で飛行機利用の拡大が進んでいる。

航空会社別のシェアは、インディゴを運営するインターグローブ・アビエーションが41.5%。前年より1.9ポイント伸ばし、首位を堅持した。ジェット・エアウェイズが15.5%で2位。国営のエア・インディアは12.7%、LCC大手のスパイスジェットが12.3%で続いた。

ただ原油高と競争激化で各社の業績は低迷している。インディゴ、ジェット・エアウェイズ、スパイスジェットの上場3社は18年7~9月期にいずれも最終赤字となった。シェア確保のため原油高を運賃に転嫁しきれず、採算が悪化している。

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