金地金の販売量4割増 田中貴金属、割安感が買い誘う

2019/1/23 10:24
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地金商大手の田中貴金属工業がまとめた2018年の貴金属地金の販売量は金、プラチナ(白金)ともに前年を上回った。米国で年4回利上げが実施された影響から金相場が18年を通じて下落基調をたどり、個人の買いを誘った。白金も相場の底入れ観測から買いが増えた。

国際相場の下落で金地金の割安感が出た

18年の金地金販売量は前年比36%多い2万4403キログラムだった。金の国際価格は米利上げやドル高進行を背景に8月、1年7カ月ぶりとなる水準に下落。国内価格も下がって割安感が強まった。一方、買い取り量は前年比2割少ない1万7757キログラムだった。

白金の販売量は同3%増の8525キログラムだった。脱ディーゼルの影響から自動車触媒向けの需要減観測が強く、国際価格は8月にリーマン・ショック以来の安値をつけた。円建てでも安値の心理的節目となる1グラム3000円を割り込み、個人の買いが増えた。

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