2019年8月23日(金)

中国企業、「ウルトラマン」映画を無許可公開

2019/1/23 10:21
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【広州=川上尚志】中国の映画製作会社が「ウルトラマン」のキャラクターを無許可で使い映画を製作・公開したとして円谷プロダクション(東京・渋谷)から訴えられているにもかかわらず、続編の映画を公開したことが23日までに分かった。円谷プロは「権利を保護するために必要なあらゆる法的措置を取る」との声明を出し、映画製作会社と争う姿勢だ。

問題の映画は中国の映画製作会社、広州藍弧文化伝播(広東省広州市)が公開した。2017年に公開した前作のウルトラマン映画は興行収入が680万ドル(約7億4千万円)にのぼった。円谷プロは著作権の侵害だとして上海市の裁判所に訴え、19年1月から裁判が始まったが、広州藍弧文化伝播は第2弾となるウルトラマンの新作映画を18日から公開した。

ウルトラマンの海外での利用権を巡っては、円谷プロの創業者と親交があったというタイ人実業家が「権利を譲渡された」と主張する一方、円谷プロ側は「譲渡契約書は偽造された」と反論し、長年対立している。

広州藍弧文化伝播は「海外で利用権を持つ会社から許可を受けている」と主張しているという。一方、円谷プロは声明で「当社がすべてのウルトラマンシリーズの著作権を保有する」と反論する。中国は米国が問題視する知的財産の保護について改善する姿勢をアピールしており、知名度の高いウルトラマンの権利を巡る争いは関心を集めそうだ。

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