2019年4月25日(木)

米副大統領、ベネズエラ野党指導者支援を表明

2019/1/23 6:10
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【サンパウロ=外山尚之】米国のペンス副大統領は22日、政情混乱が続くベネズエラ国民に向けて動画メッセージを発表した。「暫定大統領」として選挙のやり直しを求めている野党指導者のグアイド国会議長を米国政府として支持する意向を示した。野党勢力は23日に大規模な反政府デモを呼びかけているが、ベネズエラ政府は米国がクーデターを支援しているとして反発しており、緊張が高まっている。

22日、ペンス氏がツイッターに投稿した動画

ペンス氏はツイッターにスペイン語字幕付きの動画を公開。「マドゥロ(大統領)は独裁者であり、法的な権力を持っていない」と断言した。野党が過半を占める国会について「あなたたち国民に選ばれた唯一の存在であり、民主主義の最後の痕跡だ」とした上で、「米国はグアイド国会議長の勇敢な決断を支持する」と述べた。

グアイド氏は大統領選のやり直しを求め、1958年にベネズエラで軍事政権が崩壊した記念日である23日に大規模な反政府デモを計画しており、軍の兵隊にも参加するよう呼びかけている。ペンス氏は動画で「ベネズエラ国民よ、自由を求める声をあげろ」と話し、デモへの参加を促した。

ベネズエラのロドリゲス副大統領は22日に開いた記者会見で「我々の祖国への妨害を許すことができない」と述べ、ペンス氏がクーデターを唆しているとして強く非難した。

ベネズエラでは21日未明に首都カラカスの軍施設で将兵らが武器を強奪し、住民に蜂起を呼びかける事件が発生。直後に鎮圧されたものの、これに抗議する形で住民が鍋をたたいたり路上でゴミを燃やしたりするなど、緊迫した情勢が続いている。

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