2019年2月21日(木)

宇都宮大生が地域活性化案 最優秀賞に「縁側設置」

北関東・信越
2019/1/22 22:00
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宇都宮大学は22日、学生が地域課題の解決に取り組む「地域プロジェクト演習」の成果発表会を開いた。地域デザイン科学部の3年生150人が28グループに分かれ、空き家活用や観光振興などそれぞれの課題の解決策をポスターで披露した。最優秀賞には地域に高齢者らの集う縁側を増やすことを提案したグループが選ばれた。

学生が地域課題の解決策を発表した(22日、宇都宮大)

地域プロジェクト演習は地域デザイン科学部の目玉演習として18年度に始まった。自治体やNPOなどから事前に提案されたテーマから学生は関心のあるものを選んで、現地でヒアリングやアンケートなどを実施して解決策を考えた。

参加した自治体は栃木県と宇都宮市や足利市、栃木市など10市町。テーマも農村のコミュニティー維持や自治会加入率の向上、結城紬の魅力発信など幅広い。22日は各グループが練り上げたアイデアをポスターを使って発表した。

教員や学生、演習に協力した自治体職員らの選考の結果、最優秀賞には日光市の今市エリアで店舗などに高齢者らが集えるよう縁側の設置を進める提案が選ばれた。現地調査でベンチのニーズが高い地域を調べ、設置先の候補マップを作成。実際にベンチも製作した。グループのメンバーの原田真悠さんは「自分の目で見て話して初めてわかる気づきがたくさんあった」と演習を振り返った。

このほか評価点の高かった4グループを表彰した。最優秀賞を含む5グループは2月に宇都宮大で開くシンポジウムでも成果を発表する予定だ。宇都宮大は19年度も地域プロジェクト演習を実施する。18年度からの継続テーマのほか、新規も加わり27グループが引き続き地域課題の解決に取り組む。

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