トヨタ、タイで車載電池生産 5月から PHV・EVも検討

2019/1/22 18:38
保存
共有
印刷
その他

【バンコク=小谷洋司】トヨタ自動車は22日、タイで5月から車載電池の生産を始めると発表した。東南アジア最大の生産拠点であるタイで車の電動化を進める狙いで、現地生産のハイブリッド車(HV)に載せる。プラグインハイブリッド車(PHV)や電気自動車(EV)の車両生産を検討する考えも示した。

トヨタはタイでSUV「C-HR」などのハイブリッド車を販売している(17年11月の現地自動車ショー)

タイ法人が記者会見で明らかにした。電池は首都バンコク東方チャチェンサオ県の工場で生産し、多目的スポーツ車(SUV)などに使う。当面は電池の基幹部品の大半を輸入するが、徐々に現地調達に切り替える。

トヨタはHV生産のための投資について、タイ政府の投資奨励策に基づく恩典を受けている。それと引き換えに電池の現地生産を求められていた。年内をめどに、車載電池のリサイクルのしくみも構築する計画だ。

PHVとEVの現地生産を巡っては、将来恩典を受けるための投資申請の期限だった18年末までに、暫定的な計画を政府に提出した。需要の動向を見極めたうえで、実際に生産に踏み切るかどうかを判断する。

トヨタは18年にタイで約1万3200台のHVを販売した。SUV「C-HR」が中心で、タイでの販売実績の4%強を占めた。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]