「世界で戦える棋士に」最年少囲碁プロの仲邑菫さん
ソウルで記者会見

2019/1/22 13:20
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【ソウル=恩地洋介】「世界で戦える棋士になりたい」。史上最年少で囲碁のプロ入りを決めた小学4年生の仲邑菫(なかむら・すみれ)さん(9)が22日、昨年まで囲碁を学んだソウル市内で記者会見した。

ソウル市で記者会見する仲邑菫さん(22日)

菫さんは世界に太刀打ちできる棋士を育成するために日本棋院が新設した「英才枠」の適用第1号。東京で生まれ、大阪市内の学校に通っているが、7歳の時に初めて韓国を訪れ、2017年から昨年12月まではソウルの道場で本格的に修業を積んだ。

普段は道場で先生や他の子供たちと韓国語でやりとりしているという菫さん。この日は多くのテレビカメラを前に緊張したようで言葉数は少なかったが、韓国の記者が韓国語で「菫さんは攻撃的な碁が好きですか」と尋ねると、笑顔を浮かべて「はい」と答える場面もあった。目標とする棋士には韓国の朴廷桓(パク・ジョンファン)九段を挙げた。

菫さんの指導にあたってきた韓鐘振(ハン・ジョンジン)九段は、菫さんの強みについて「萎縮せず自分の碁を打つ。勝とうという気持ちが強い」と話す。負けて涙を流すこともあったという。

菫さんは23日午後に韓国の崔精(チェ・ジョン)九段(22)との記念対局に臨む。崔九段は女流の国際棋戦で優勝を重ね、世界2強の一角とされる。韓国側から企画が出て、日本棋院が応じた。菫さんは「対局が楽しみ」と話していた。

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