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韓国、6年ぶり低成長 昨年2.7% 半導体失速で

【ソウル=鈴木壮太郎】韓国銀行(中央銀行)が22日発表した2018年の国内総生産(GDP、速報値)は物価の変動を除いた実質ベースで前年比2.7%増えた。成長率は17年から0.4ポイント低下した。3年ぶりの減速で、12年以来、6年ぶりの低水準。経済をけん引してきた半導体景気が失速し、建設投資も息切れしたことが響いた。

韓国銀行は18年の成長率を当初、3%と予想していたが、昨年7月と10月の2回、下方修正していた。市場ではさらに減速するとの見方もあったが、10月の予想値と変わらなかった。

設備投資は前年比1.7%減となり、前年の14.6%増からマイナスに転じた。巨額投資を続けてきたサムスン電子とSKハイニックスによるメモリー投資が一巡したことが大きい。

建設投資は4%減と、前年(7.6%増)から減少に転じた。1997年の通貨危機で極度の不振に陥った98年以来、20年ぶりの低水準だった。政府の不動産価格抑制策などでマンション建設が減ったことが響いた。

一方、民間消費は2.8%増と、前年より0.2ポイント伸びが拡大した。労働時間の短縮で公演鑑賞などレジャーへの支出が増えた。輸出は4%増。メモリーの輸出好調で5年ぶりに最高となったが、半導体輸出は昨年12月からマイナスに転じている。

18年10~12月期の成長率は前期比1%増だった。昨年6月に統一地方選があった影響で遅れていた地方自治体による土木など公共投資の執行が10~12月期に集中した。政府支出も医療の保険適用範囲の拡大で増えるなど財政面での要因が大きく、韓国銀関係者は「景気が上向いたわけではない」とみている。

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