JXTGが都市ガス参入 2月「業界最安値」

2019/1/21 16:13
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石油元売り最大手のJXTGエネルギーは21日、家庭向けの都市ガス販売に参入すると発表した。2月からまず首都圏で始め、東京ガスの標準料金よりも平均4%安くする。先行して参入した東京電力ホールディングスよりも安く、業界最安の水準で攻勢に出る。少子化やエコカーの普及でガソリン需要が減少しており「脱ガソリン依存」に向けて本腰を入れる。

ガスは東電から調達する(千葉県にある東電の都市ガス製造設備)

家庭向け都市ガス「ENEOS都市ガス」の申し込みを、2月1日から受け付ける。標準プランは4人家族の平均使用量で月額約5910円。約6160円の東ガスよりも約250円安く設定した。ガスの使用量が多い床暖房を使うプランでは、東ガスよりも最大7%引き下げる。

さらに、JXTGが提供する電気プランにも加入すれば、ガスが最大3000円安くなるなどの特典も用意した。同社は2017年4月の都市ガス小売りの全面自由化から出遅れていたが、安さでは「業界トップクラスの料金」(同社)で顧客を奪う考えだ。

将来は関西や中部にも展開し、早期に10万件の顧客の獲得を目指す。主力のガソリン販売は需要の縮小が続く見通し。ガスや電気を成長の柱の1つにし、総合エネルギー企業への転換を急ぐ。

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