2019年4月20日(土)

19歳元大学生、爆薬製造認める 名古屋地裁初公判

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2019/1/21 15:03 (2019/1/21 17:47更新)
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名古屋市の元大学生の少年(19)が高性能爆薬や3Dプリンター製の拳銃を製造したとされる事件で、爆発物取締罰則違反や武器等製造法違反などの罪に問われた元大学生の初公判が21日、名古屋地裁(神田大助裁判長)で開かれた。少年は「間違いありません」と起訴内容を認めた。

検察冒陳「作った拳銃は本棚に」「小遣いの足しに覚醒剤合成」

検察側は冒頭陳述で「以前から爆薬や銃器に興味を持ち、インターネットで調べたり、SNS(交流サイト)で聞いたりして作り方を知った」と指摘。高校から盗んだ材料などから爆薬を作り、転居時に処分するために公園で燃やしたことも明らかにした。

冒頭陳述によると、3Dプリンターで作った拳銃は本棚に置き、参考書で隠してあった。覚醒剤の合成は「1グラム当たり1万3千円で買う」と持ち掛けられ、「小遣いの足しになれば」と考えて引き受けた。

起訴状によると、少年は高校生だった2016年12月、当時住んでいた名古屋市名東区の自宅で、高性能爆薬「過酸化アセトン(TATP)」約57.4グラムを製造。18年3月に同区の公園で数量不詳のTATPを爆発させたなどとされる。

このほか、より殺傷能力が高い爆薬「四硝酸エリスリトール(ETN)」を製造した火薬類取締法違反罪や、覚醒剤成分を含む液体を合成した覚せい剤取締法違反罪、3Dプリンターで銃を作った武器等製造法違反罪などでも起訴されている。

名古屋家裁は18年11月、「高い社会的危険性がある非行を拡大させた重大な事案だ」として検察官送致(逆送)を決定。名古屋地検が起訴した。

公園で起きた爆発騒ぎがきっかけで一連の事件が発覚。18年8月の逮捕後、少年は大学を自主退学した。

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