ミャンマー耕す 日本企業のワザ(熱撮西風)

2019/1/23 2:00
保存
共有
印刷
その他

農業が主要産業のミャンマーで農業インフラの近代化に西日本の企業が貢献している。

かつてコメ輸出量世界一を誇ったが、軍政下で生産性や品質の改善が遅れた。農作業の機械化、収穫したコメの精米技術向上、粗悪な種子の追放など現地の生産現場が抱える課題の解決に日本の技術が生かされる。農機大手クボタはヤンゴン近郊にコンバインやトラクターの販売拠点を設け、種苗開発の大和農園(奈良県天理市)は優良種子の生産と普及を手がける。精米機大手のサタケ(広島県東広島市)は大型の精米設備を販売し、コメ品質の向上を後押しする。各企業の動きを追った。

水田を耕すクボタのトラクター。人力や牛に頼ってきた稲作の現場で機械化が進む(バゴー管区)

水田を耕すクボタのトラクター。人力や牛に頼ってきた稲作の現場で機械化が進む(バゴー管区)

農機のオーナー(右)と話すディーラーの社員。ニーズを細かく聞き取り、サポート体制に力を入れる(バゴー管区)

農機のオーナー(右)と話すディーラーの社員。ニーズを細かく聞き取り、サポート体制に力を入れる(バゴー管区)

サタケの精米機は圧力と温度を細かく管理し、不良品の破砕米の発生を抑える。導入先の精米大手アディパティのアウン・キョウ・オー社長は「品質向上で商品価値が上がった」と喜ぶ(ヤンゴン)

サタケの精米機は圧力と温度を細かく管理し、不良品の破砕米の発生を抑える。導入先の精米大手アディパティのアウン・キョウ・オー社長は「品質向上で商品価値が上がった」と喜ぶ(ヤンゴン)

精米されたコメがミャンマーの国旗柄を模した袋に詰められ、欧州への輸出を待つ(ヤンゴン)

精米されたコメがミャンマーの国旗柄を模した袋に詰められ、欧州への輸出を待つ(ヤンゴン)

等間隔に並び、マメの優良種子を植え付ける人たち。大和農園は病気に強く発芽率が高い種子を生産する。収穫が増え、農家の収入増が期待される(バゴー管区)

等間隔に並び、マメの優良種子を植え付ける人たち。大和農園は病気に強く発芽率が高い種子を生産する。収穫が増え、農家の収入増が期待される(バゴー管区)

昨年開業した卸売市場。生産や流通の近代化で新鮮な青果物が消費者に届いている(ヤンゴン)

昨年開業した卸売市場。生産や流通の近代化で新鮮な青果物が消費者に届いている(ヤンゴン)

(大阪写真部 淡嶋健人)

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]