2019年4月25日(木)

三浦雄一郎さん、南米最高峰へ登頂断念 「医師の判断」

2019/1/21 8:56 (2019/1/21 10:47更新)
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アルゼンチン西部にある南米大陸最高峰アコンカグア(6959メートル)への登頂を目指していた冒険家、三浦雄一郎さん(86)の事務所は21日、同行した医師の判断で登頂を断念したと明らかにした。体調には問題なく、既に下山したという。三浦さんは事務所への電話で「僕自身、大丈夫だと、頂上まで行けるという自信がありましたが、医師の判断に従うことにしました」と話している。

事務所によると、三浦さんは現地時間18日、キャンプ地「プラサ・コレラ」(標高約6千メートル)に到着し、山頂への登山に向けて2日間天候待ちをしていた。しかし、同20日、約6千メートルでの長期間の生活が肉体的に負担がかかり、さらに高い標高での活動は心不全を起こす危険があるとしてドクターストップとなった。同行した大城和恵医師が判断した。

大城医師は電話で「この標高は生物学的に86歳の限界だ。よく頑張ったが、生きて帰るために下りる判断をした」と説明。一緒にいた次男の豪太さん(49)も「肉体的、精神的に厳しいと見えた」と話したという。

三浦さんは今月2日に日本を出発。標高4200メートルのベースキャンプに入り、体力を温存するためヘリコプターで標高5580メートル付近に移動。そこから歩いて登り、プラサ・コレラに着いた。

当初の予定では31日に帰国することになっていたが、登頂断念により早まる可能性がある。

事務所で、長女の恵美里さん(58)は「数時間前の電話で『絶好調』と話し、登る気いっぱいだった。中止となり一番残念なのは本人だと思う」と話している。〔共同〕

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