旧役場庁舎解体着手を延期 岩手・大槌、強風のため

2019/1/18 18:25
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東日本大震災の津波で当時の町長と職員計28人が犠牲になった岩手県大槌町の旧役場庁舎を巡り、町は18日、予定していた本体解体工事の着手を、強風のため19日以降に延期すると決めた。

岩手県大槌町の旧役場庁舎。強風のため本体解体工事の着手が延期となった=共同

この日は、津波でゆがんだ照明器具や、庁舎正面入り口にあった町章などの遺物を運び出した。震災を後世に伝えるために保存するとしている。

一方、庁舎の保存を求める住民団体「おおづちの未来と命を考える会」は、平野公三町長に解体工事の中断などを求める申し入れ書を提出した。

同会の高橋英悟代表(46)は「解体差し止めを求めた住民訴訟は退けられたが、十分な調査、検討などをしておらず拙速な判断だった事実に変わりはない」と述べ、町民との協議の場を設けるよう求めた。

庁舎を巡っては、同会の代表らが解体工事の差し止めを求めて住民訴訟を起こしたが、17日に盛岡地裁が訴えを退けた。〔共同〕

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