紙巻きたばこ販売12%減 2018年、JT調べ
日本たばこ産業(JT)は18日、2018年の国内全体の紙巻きたばこの販売本数が前年比12.4%減の1327億本だったと発表した。健康志向の高まりや加熱式たばこの普及などで紙巻きの販売が減る傾向が続いているほか、昨年10月のたばこ増税で大手各社が主力商品を一斉に値上げしたことも響いた。
同社単体の販売本数は11.7%減の820億本だった。17年には1985年の民営化以降で初めて年間販売本数が1000億本を下回っており、2年連続となった。
日本たばこ協会(東京・港)が同日発表した18年12月の国内紙巻きたばこ販売本数は13.4%減の109億本、販売額は6.6%減の2569億円だった。
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