ネットフリックス、10~12月期は27%増収 会員増加で

2019/1/18 8:00
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【シリコンバレー=中西豊紀】米ネットフリックスが17日発表した2018年10~12月期決算は売上高が前年同期比27%増の41億8684万ドル(約4574億円)だった。収益源の有料会員の数が世界で同26%増の1億3926万人に膨らんだ。ただ、独自作品の制作などコンテンツ関連の費用が膨らみ、純利益は28%減の1億3393万ドルにとどまった。

2018年10-12月期に増収だった米ネットフリックス=ロイター

会員数が伸びているものの、同社の懸念は増え続けるライバルとの競争だ。同日発表した「株主への手紙」でリード・ヘイスティングス最高経営責任者(CEO)はテレビやスマートフォン(スマホ)の画面の奪い合いが起きていると指摘。「ケーブルテレビのHBOよりもオンラインゲームの『フォートナイト』と競っている」と述べた。

ヘイスティングスCEOは米ウォルト・ディズニーとアマゾン・ドット・コムの名前をあげつつ「競争に集中するのではなく、会員の満足度を高めることが大事だ」と強調。独自作品の拡充など差別化につながるコンテンツ戦略や人工知能(AI)を使った動画の推奨技術の改善をさらに進める考えを明確にした。

19年もコンテンツ関連費用は増える見通し。18年の純現金収支(フリーキャッシュフロー)は30億ドルの赤字だったが、19年も同程度の赤字を見込む。ただ、その後は改善に向かうとしている。19年1~3月期は有料会員が1億4816万人に増えると予想している。

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