2019年4月26日(金)

県の未来どちらに託す 愛知知事選、舌戦スタート

2019/1/17 21:09
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任期満了に伴う愛知県知事選が17日告示され、2月3日の投開票に向けた舌戦が始まった。愛知県労働組合総連合議長の榑松(くれまつ)佐一氏(62)と現職の大村秀章氏(58)が立候補し、一騎打ちの構図に。「まちづくりでビジョンを」「子育てしやすい県に」。演説に耳を傾けた有権者からは、一票に託す様々な思いが聞かれた。

街頭演説を聞く有権者や支援者(17日、名古屋市中区)

17日は榑松氏は名古屋市の各地で街頭演説し、大村氏は同市や豊田市などを巡った。

まちづくりを巡る主張は対立。榑松氏はリニア中央新幹線や中部空港第2滑走路など大型開発では「中止を含む見直し」を訴え、カジノを含む日本型統合リゾート(IR)の誘致にも反対した。大村氏はリニア開通を見据えたまちづくりに向け、インフラを整備すると強調。地域の魅力づくりのため「ジブリパーク構想」を推進するとした。

名古屋市の女性介護福祉士(69)は「介護現場の人手不足は深刻。空港などにお金を使わず、介護や福祉に人が集まる政策を実現してほしい」と望む。豊田市の自営業の男性(61)は「まちづくりが自治体ごとにちぐはぐにならないよう、県がビジョンを示しリードすべきだ」と話した。

福祉分野を巡っては、榑松氏は「若者やお年寄りの貧困が増えている」と指摘。国民健康保険料の引き下げや18歳までの医療費無料化などを進めるとした。大村氏は子育て支援や障害者福祉などに力を入れてきたと強調し、「全ての人が輝く愛知にしたい」と語った。

共働きで生後3カ月の長男を育てる豊田市の男性公務員(28)は「子育てしやすい地域にしてほしい。両候補の主張をしっかり比べたい」と考える。名古屋市の無職男性(66)は「これから通院が増える可能性もあり、年金生活者に優しい環境を期待したい」。名古屋市の男子大学生(21)は「学費や医療費の負担を減らすなど、若者にお金を使って」と要望していた。

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