2019年9月17日(火)

長崎から強い思い発信 核廃絶へローマ法王意向

2019/1/17 19:45
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被爆地の広島と長崎を今年の終わりごろに訪れる意向を示したローマ法王フランシスコが、長崎の地から核兵器廃絶への強い思いを発する考えを周辺に伝えていることが分かった。カトリック長崎大司教区の高見三明大司教が17日、明らかにした。

高見三明・長崎大司教(左)と面会するローマ法王フランシスコ。中央は前田万葉枢機卿(2018年12月17日、バチカン)=オッセルバトーレ・ロマーノ紙撮影、共同

法王は、原爆が投下された74年前の長崎で撮影された「焼き場に立つ少年」の写真を、カードに印刷して配っている。昨年12月にバチカンで面会した高見氏によると、法王は「長崎から、核兵器は使用だけでなく製造も含めて、非倫理的だということを強く訴えたい」と語った。

高見氏は今後、国内のカトリック教会関係者で設ける予定の訪日実行委員会の委員長に就く見通し。「原爆資料館の見学や被爆者との面会を提案したい。東日本大震災の被災地訪問も要請しているが、東北地方へ足を運べなくても、津波や原発事故の被災者と東京で対話してもらうことを検討したい」と語った。

ローマ法王の来日と被爆地訪問は、1981年2月の故ヨハネ・パウロ2世以来。

〔共同〕

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