新代表幹事に広ガス会長田村氏、広島経済同友会

広島経済同友会の次期代表幹事に広島ガス(広島市)の田村興造会長(67)が内定した。田村氏は17日、広島市内で開かれた記者会見で「広島の活性化のため、知恵を絞り汗をかきたい。各委員会に横串をさせるように努める」と話した。
同日開催された幹事会で内定した。4月23日に開かれる定時総会で正式決定する。代表幹事は2人制で、田村氏は池田晃治・広島銀行会長(65)の後任。2019年度から2年間、佐々木茂喜・オタフクホールディングス社長(59)と二人で代表幹事を務める。代表幹事2期目に入る佐々木氏が筆頭幹事となる。
田村氏は広島市出身。10年に社長に就任、17年から会長を務める。同友会では17年4月からまちづくり委員会委員長を務めている。18年10月には西日本豪雨を踏まえた地域の災害対策に関する提言をまとめた。