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卓球Tリーグ、日本生命・早田10連勝 緩急巧みに

2019/1/20 6:30
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卓球のTリーグが昨年10月に開幕した。女子は日本生命レッドエルフと日本ペイントマレッツが大阪に本拠を置き、両チームのダービーも新リーグを盛り上げる。日本生命は18歳の平野美宇、早田ひなの両エースの活躍で初代王者を射程にとらえ、特に早田はシングルスで10戦負けなしと絶好調ぶりが際立つ。

Tリーグは男子、女子各4チームで構成し7回戦総当たりの全21試合を団体戦で戦う。団体戦は第1試合にダブルス、第2~4試合にシングルスを行い、4試合を終えて2勝2敗の場合は1ゲーム制のシングルスの延長戦を実施し、勝敗を決する。リーグ戦で勝ち点上位の2チームがファイナルで対戦し、その勝者がTリーグ王者となる。

各チームとも昨年12月末までに13試合を消化。リーグ戦中盤を過ぎ、日本生命は10勝3敗で勝ち点32の2位。石川佳純を擁する木下アビエル神奈川が11勝2敗、勝ち点38で首位に立つ。

早田はTリーグでシングルス10連勝中と絶好調だ=共同

早田はTリーグでシングルス10連勝中と絶好調だ=共同

首位奪取を狙う日本生命を支えるのは早田の快進撃だ。日本ペイント戦では、格上のフェン・ティアンウェイ(シンガポール)に2度も3-0で完勝。世界ランク最高2位の実力者に対し一歩も引かず、167センチの長身からの強打で勝ちきった。

「強い相手に対し、思い切って自分の卓球を出そうと臨み、それをうまく出せている」と早田。世界と戦う上ではラリー力や戦術面に課題があったというが、「最近はうまく緩急をつけ、相手の嫌がることもできている」と手応えを口にする。

昨年11月の神奈川戦では、2勝2敗のタイから延長戦で登場。石川を12-10で下し、チームを勝利に導いた。日本生命の村上恭和総監督は「接戦になっても慌てなくなった」と評価。得意のサーブ、フォアのドライブに加え、レシーブの技術向上もプレーの幅を広げている。

早田は伊藤美誠と組むダブルスで世界ランク1位。昨年12月のグランドファイナルでも優勝した。シングルスは同43位だが、Tリーグでは同8位の鄭怡静(台湾)、同10位のフェン、同11位の徐孝元(韓国)、同3位の石川から計6勝。東京五輪前年の2019年は大躍進へ正念場の1年となる。

Tリーグ開幕以前、関西では世界ランク上位の試合を観戦する機会はあまりなかった。今年は全日本選手権(1月14~20日、丸善インテックアリーナ大阪)が大阪で初開催。Tリーグでも今季最後の大阪ダービーが1月30日、エディオンアリーナ大阪(大阪市浪速区)である。選手の息づかい、躍動感を目の当たりにするまたとない好機だ。

(影井幹夫)

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