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プロ野球引退、第二の人生は介護とコーチ「二刀流」

2019/1/19 6:30
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プロ野球の阪神や広島で中継ぎ左腕として活躍した江草仁貴さん(38)は、2017年に15年間の現役生活を終えた。第二の人生は経営者と野球指導者という珍しい"二刀流"。広島市中区でリハビリ型デイサービス施設を運営する会社の社長であり、大阪電気通信大の硬式野球部のコーチでもある。

江草仁貴さん

江草仁貴さん

出身地・広島で現役最後の6年を過ごし、故障から復活を期す一方、引退後の生き方を模索した。介護の世界を選んだのは、選手として訪れた施設で何度も高齢者の笑顔に迎えられ、「人の役に立ち、喜んでもらえる仕事」と感じたから。歩行などの機能回復に重点を置くリハビリ型施設なら、身体のケアを重ねてきた自分の経験、知識も生かせると考えた。

施設は引退直前の17年夏にオープン。社員5人を採用し、現在は60~90代の約70人が利用。体幹やインナーマッスルを鍛えるチューブ運動など、自身の目利きで加えたプログラムも行う。壁には鮮やかな赤のカープのユニホーム。「ここに通って100歳まで生きたくなった」という声を励みに、利用者を笑顔で迎える。

18年3月から阪神大学野球連盟2部に所属する大阪電通大のコーチも務め、自宅のある兵庫県姫路市を中継点に、広島、大阪を飛び回る日々を送る。1部昇格を目指すチームの指導は、野球との向き合い方を説くところから。各部員とノートのやりとりなどを重ね、ようやく強化の道筋は見えてきた。「彼らになんとか成功体験を」と温かいまなざしを送る。

(影井幹夫)

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