2019年2月17日(日)

口永良部島が噴火 噴石や火砕流も、人的被害なし

2019/1/17 10:11 (2019/1/17 11:23更新)
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17日午前9時19分ごろ、鹿児島県・口永良部島の新岳が爆発的噴火を起こし、火砕流が発生した。火口から少なくとも約500メートルまで噴煙が上がったことも確認された。火砕流は居住地域には到達しておらず、噴火警戒レベルは3(入山規制)を維持した。

気象庁は噴火速報を発表した。引き続き火口から2キロ圏で噴火時に飛散する噴石、火砕流に警戒する必要がある。大きな噴石が火口から約1キロ飛散し、火砕流は南西と北西に約1.5キロ流れ出た。県や口永良部島を管轄する屋久島署によると、人的被害は確認されていない。

気象庁が撮影した口永良部島の噴火(17日)=同庁ホームページより

気象庁が撮影した口永良部島の噴火(17日)=同庁ホームページより

屋久島町は防災無線で火口から約5キロ離れた番屋ケ峰避難所への避難を呼び掛けた。町立金岳小・中学校の児童と生徒も避難しているという。

新岳は2015年5月に爆発的噴火が発生し、全島民が一時、東に約12キロ離れた屋久島に避難した。昨年10月下旬にも噴火し、噴火が断続的に続いた。同12月18日には火砕流を伴う爆発的噴火が発生。同20日には連続噴火は止まったが、その後も高感度カメラによる監視で新岳の火口で白い噴煙が確認されていた。

火口から約2キロ離れた場所で民宿を営む後藤しづ子さん(68)は「ドーンという音とともに、5秒ほど揺れを感じた。驚いて家を飛び出すと、もくもくと黒煙が上がっているのが見え、避難を始めた」と語った。

口永良部島は、鹿児島市の南南西約130キロに位置する島。昨年12月末時点で71世帯、109人が暮らしている。〔共同〕

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