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「インデックス・ファンドの父」ボーグル氏死去

【ニューヨーク=伴百江】米国で「インデックス・ファンドの父」と呼ばれる米最大の投資信託運用会社バンガード・グループの創業者ジョン(通称ジャック)・ボーグル氏が16日死去した。89歳だった。ボーグル氏は1976年に世界で初めてインデックス運用型の株式投信を世に送り出し、バンガードが運用資産総額5兆ドル超の投信会社に成長する礎を築いた。

バンガード・グループの創業者ジョン・ボーグル氏=ロイター

ボーグル氏は75年にバンガードを創業。アクティブ運用が主流だった時代にインデックス投信が優位と信じ、翌年に「S&P500インデックス・ファンド」を業界で初めて売り出した。運用手数料を低く抑え、しかもノーロード(販売手数料無料)という投信業界の革命ともいえる運用・販売手法を導入。業界では「愚行」ともいわれたが、インデックス・ファンドは現在では世界の株式市場で最も投資家の資金を集める金融商品となった。

インデックス・ファンドは上場投信(ETF)市場の形成にもつながり、現在では世界の個人・機関投資家の主要投資商品として金融市場の拡大の原動力になっている。著名投資家のウォーレン・バフェット氏はボーグル氏を「最も米国の投資家に貢献した人物」と称賛している。

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