18年のビール系出荷、ピーク時3割減 シェアはキリン躍進

2019/1/16 20:00
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ビール大手5社が16日、発表した2018年のビール系飲料の課税済み出荷量は、前年に比べて2.5%減った。前年割れは14年連続で、過去最低を更新。ビール離れに歯止めがかからず、ピークの94年から3割縮小した。業務用の値上げのほか台風など自然災害も響いた。

ビール系全体は、PBを含めると3億9390万ケース(1ケースは大瓶20本換算)と、初めて4億台を割り込んだ。ビールが5.2%減り、発泡酒が8.8%減った。第三は3.7%増え、5年ぶりプラスだった。

首位のアサヒのシェアは、37.4%と1.7ポイント下げた。業務用の値上げが響き、主力ビール「スーパードライ」が振るわなかった。2位のキリンは全体の出荷量を唯一増やした。消費者が節約志向を強めるなか新商品「本麒麟」で低価格な第三の市場をけん引。イオンなどのPBも貢献し、シェアは34.4%と2.6ポイント引き上げた。

両社のシェアの差は7.3ポイントから3ポイントに縮小し、2.8ポイントだった13年以来の小ささとなった。第三ではキリンが17年にアサヒに明け渡したシェア首位を奪還した。

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